不登校の定番に「子供を信じて待つ」があります。
私は、「待つ」改善策は、
絶対にやってはいけないと思っております。
待っている間に年齢がどんどん進んで行ってしまうからです。
「待つ」と言っている人は、
例外なく「長期間待つ」です。
一ヶ月、二ヵ月待つのならともかく、
年単位なのです。
中学二年生の不登校の子が、
一年待ったら、中学三年生になります。
二年待ったら、中学を卒業してしまいます。
これでは、不登校が改善しないで、卒業してまうということです。
待ち続けて、学生年齢が過ぎれば、
その子は、不登校ではなくなります。
学生年齢が過ぎれば、
学校からの連絡もなくなり、
学校に行けと言わなくてもよくなります。
「待つ」と言っている人は、
待ち続けて学生年齢を過ぎれば、不登校ではなくなる。
こう言っているようにしか思えません。
あまりに無責任です。
不登校改善《一寸先はバラ色》
淺海正勝