ゲーム、ネット三昧になっている子供に、
時間制限をさせることは、母親では無理です。
ゲーム三昧になる経緯は、
子供が学校に行かずに、ゲームをしていたときに、
母親は、「ゲームを止めなさい」と言っていたに違いありません。
最初からゲームを認める母親などいません。
それでも、子供は言うことを聞かずにゲームをし続けます。
母親がもっと強く「ゲームを止めなさい」と言ったら、
「うるさい」などと言って、ゲームを止めません。
さらに強く言ったら、
「うるさい」の語気が強くなり、ゲームを止めません。
ここまでになると、母親は諦めてしまい、
ゲームを止めろとは言わなくなってしまいます。
このときに子供は、
強く言えば、母親を黙らせることが出来ると学んでしまいます。
一度、そうなってしまうと、母親にちょっとでも嫌なことを言われると、
暴言が酷くなり、母親もそれ以上は言わなくなります。
そして、ゲーム時間がどんどん伸びて、
夜中もゲームをし続けて、「ゲーム依存症」になってしまうのです。
母親がちょっとでも嫌なことを言ったら、語気を強めて、母親を黙らせ、
自分の思い通りに出来て、さらにゲーム依存症になっている状態で、
ゲームの時間制限など出来るはずもありません。
この状態の子供にゲームを止めさせるには、「第三者の介入」しかありません。
つづく
不登校改善《一寸先はバラ色》
淺海正勝