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【ゲーム三昧を止めさせるには①】

不登校の改善の第一歩は、
ゲーム、ネット三昧を止めさせることです。


カウンセラーの中には、
ゲームを止めさせてはいけない」という人が多数おります。
その人たちの意見は、


子供は、苦悩していてその苦悩から逃れるためにゲームで気を紛らわしている。
子供は、これからどうしたらよいか考えながらゲームをしている。


この意見がほとんどです。


私は、この意見には真っ向から反対しております。



ゲーム三昧になっている子は、すでに「依存症」になっております。


お酒を最初は気を紛らわしていた飲んでいた人が、
四六時中、お酒を飲んで、アルコール依存症になってしまうと同じ状態です。


ゲームを止めさせなければ、依存症がどんどん悪化していきます。
依存症が悪化すれば、夜中もゲーム、ネットをやり続け、
その結果、昼夜逆転になります。


子供は、これからのことを考えながらゲームをしているので、ゲーム、ネットを止めさせてはいけない。
などと言っている場合ではありません。


今すぐにでも止めさせるべきです。


誤解されてないように言いますが、
ゲームやネットを「一切」止めさせるのではありません。


ゲーム、ネット「三昧」を止めさせるです。

依存症になっている子からスマホを取り上げ、
一切止めさせたりすれば、禁断症状が出ます。


ゲーム、ネット依存症に限らず、どんな依存症でも、
一切止めさせたら禁断症状が出ます。


子供に禁断症状が出たら、返ってマイナスになります。


禁断症状を出さずにゲーム、ネット三昧を止めさせるには、
「時間制限」しかありません。
それも、いきなりではなく、グラデーションを掛けて徐々に徐々にです。


しかし、
徐々に徐々に時間制限をしようとして、
一分だけ止めなさい」
と言ったとしても、「はいそうですか」にはなりません。


一分だけでいいからと言って、スマホを取り上げようとしても、
絶対にスマホを渡さないです。


依存症になり、母親の言うことを聞かない子供は、
たった一分でさえ、止めさせることは出来ないのです。


では、
どうやったら時間制限をさせられるのでしょうか?



つづく


不登校改善《一寸先はバラ色》
淺海正勝

 

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