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【長期間の不登校の行く末】

中学生で半年以上の不登校の子の行く末は、
通信制への進学がほとんどです。

中学生で半年、一年と不登校をしていたら、
勉強の遅れ、内申点で、
公立高校への進学はほぼ不可能だからです。


不登校でも公立高校に進学出来たと言っている子は、
半年、一年の長期間の完全不登校ではなく、
行ったり行かなかったりの不登校です。

通信制への進学になる原因は、

「子供を信じて待つ」
「見守る」

この対応がすべてです。

「待つ」というのは、
一ヶ月にヶ月の短期間ではないからです。

「待つ対応」を選択する場合、
すでに数ヶ月は不登校状態ですから、
例外なく、一年以上の長期完全不登校になります。

中学で一年以上の完全不登校になってしまったら、
中学三年は、不登校になっています。
中学二年まで不登校をしていた子が、
中学三年から復学はまず、出来ないからです。

中学三年は、出席日数を確保するために、
保健室登校や別室登校をするのがせいぜいです。

この状況ですから、
通信制への進学しか選択肢がありません。
低偏差値の公立高校や私立高校に進学する子も、
いることはいますが、比率的には少数です。

このように、
「待つ」を選択した場合は、通信制への選択しかありません。



不登校改善《一寸先はバラ色》
淺海正勝

 

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