不登校の子には、厳しさが必要です。
ゲーム、ネット三昧、昼夜逆転、
これを改善するのは厳しさです。
ゲーム、ネット三昧、昼夜逆転も収まって、
学校に行く行かないは、厳しさは必要ありません。
無理に学校に行かせてもいいことはないです。
昼夜逆転を改善させる順番としては、
最初に、ゲーム、ネット三昧を改善させるしかありません。
私が、行った方法は、
22時に母親にスマホを預けることです。
この場合、自分の意思で、自分から、
スマホを母親に預けるようにさせます。
最初は、22時になったらスマホを預かりに行くのですが、
最終的には、22時になったら自分から、
スマホを預けるようにさせました。
もちろん、今日の今日では、出来るはずもありませんので、
グラデーションを掛けて、2週間は、かかります。
スマホを預けるようにするには、
厳しさと圧力が必要になって来ます。
「22時になったらお母さんにスマホを預けてね」
と言って、「はい、わかりました」とは、なりません。
グラデーションを掛けて、最終段階に入ったときは、
「22時にスマホをお母さんに預けないと、
スマホを先生のところに送ってもらうので、
そうなったら二度と、ゲームやネットが出来なくなる」
と言って、レターパックに私の住所を母親に書いてもらい、
それを、子供に見せました。
グラデーションを掛けているときに、
私は、「言ったことはやる」と厳しくしていましたので、
22時にスマホを預けないと、本当に、スマホを取り上げられると、
子供は、思うようになっていました。
厳しくするのも、グラデーションが必要です。
最初から、22時に預けないと、スマホを送ってもらって取り上げる。
と言っても言うことを聞きません。
厳しさにグラデーションを掛けて、
徐々に徐々に厳しさの度合いを上げていくのです。
厳しさの度合いが上がって時に、
22時に預けないとスマホを取り上げる。
と言うのです。
このタイミングを間違えてしまうと、元も子もなくなります。
このように、
子供が自分から22時に母親にスマホを預けるようになるには、
厳しさと圧力が必要になります。
優しさだけでは、
ゲーム、ネット三昧は改善させられません。
不登校改善《一寸先はバラ色》
淺海正勝